南イタリアの最大の都市であり、港町のナポリは、美しい海と世界遺産の街並み、そして本場のナポリピッツァで知られる人気観光都市です。
この記事では、ナポリ初心者向けに、見どころ・治安・グルメ・モデルコースをわかりやすくまとめました。

目次

ナポリの基本情報

所在地イタリア南部・カンパニア州
アクセスローマから高速鉄道で約1時間10分
ベストシーズン4〜6月、9〜10月
通貨・時差ユーロ/日本より-8時間(夏時間は-7時間)
言語イタリア語(観光地では英語も通じる)

ナポリの観光スポット3選

1. ナポリ歴史地区(世界遺産)

狭い路地やバロック様式の教会が並ぶ、街歩きに最適なエリア。歴史を感じる建物やショップ、レストランも立ち並ぶので、一日楽しめる。港エリアも近いので、同じ日に観光するのがオススメ。

港エリア
ナポリは美しい港町。海岸線はまるでジブリ「魔女の宅急便」の世界。サンセットも絶景。夜には美しい夜景に変わる。

卵城(カステル・デローヴォ)
サンタルチア湾に浮かぶ古城で、夕暮れの絶景スポット。その昔、城の基礎部分に卵を隠していたんだとか…

ヌオーヴォ城
港エリアに立つ城で、円筒型の外観が特徴。中には多くの収蔵品が飾られており、それらも楽しめる。

2. ポンペイ遺跡


ナポリから電車で40分。2000年前に栄え、ヴェスビオ山の噴火によって一夜にして消えた古代都市の遺跡。

この遺跡が発見されたのは、なんと18世紀になってから。それまでずっと火山灰に埋まっていました。保存状態が非常に良く、当時使われていた陶器類や、生き埋めになった人々の型も取られ、保管されています。

3. カプリ島

ナポリから船で40分の島。美しい海が特徴。

青の洞窟
太陽の光が海水を透過して洞窟内の壁や天井に反射し、美しい青色に輝く。写真スポットとして大人気。

ファラリオーニ
波によって侵食されてできた自然の造形。船で近くまで近づくことができる。

ナポリのグルメ情報

ピッツァ・マルゲリータ
言わずと知れたナポリの名物。生地はやや薄めで、ペロリと食べられてしまう。

カプレーゼ
「カプリ島のサラダ」という意味で、南イタリア発祥。モッツァレラチーズが絶品。

アランチーニ
シチリアやナポリで生まれたライスコロッケ。スナック感覚で食べられる。

ナポリ2泊3日モデルコース

Day1

  • 午前:ナポリ歴史地区散策
  • 昼:ピザランチ
  • 午後:卵城&港エリア散策

Day2

  • 午前:ポンペイ遺跡観光
  • 午後:ナポリ国立考古学博物館 → カフェ休憩

Day3

  • カプリ島観光

治安と注意点

  • 観光地周辺でスリに注意(特に駅周辺)
  • 夜間の一人歩きは避ける
  • 交通ルールがややラフ。横断時は注意

まとめ

ナポリは歴史、自然、グルメの3拍子が揃ったイタリアの魅力都市。
特に「本場のピザが食べたい!」「少しディープな旅がしたい」方にはおすすめの場所です。
ローマやフィレンツェと組み合わせて、ナポリの魅力をぜひ体感してみてください。

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  ナポリ/イタリア
総合評価 :3.5

    観光スポットの充実度
     食の魅力
    写真映え・景観
    アクセス
    治安     

メリット
  • 城や王宮など歴史を感じるスポットが多いのが魅力。少し足を伸ばせば、ポンペイの遺跡や青の洞窟など、有名な観光スポットに行けることも高評価だ。
  • なんといってもナポリのピッツァが格別。価格もそれほど高くないので、手軽に本場の味が楽しめる。
デメリット
  • 日本からの直通便はなく、乗り継ぎでナポリ国際空港まで行くか、ローマからの快速列車でのアクセスとなる。
  • ローマやフィレンツェに比べると観光客が少なめ。それが良さでもあるが、治安という面で見ると、少し低評価。