
コロナ禍が明け、再び熱を取り戻した旅行業界。
そんなコロナの影響もあってか、2025年の旅行は、「体験」を重視するような傾向ににあります。
ただ行って観光したり、グルメを楽しんだりというだけでなく、アクティビティや体験型のツアーが人気を集めています。
その中でも、いま最もアツいアクティビティの一つが「熱気球ツアー」です。
その魅力はなんといっても、空から見る非日常の絶景。
今回はそんな大注目の熱気球スポットを世界と日本から紹介します!
世界の有名な熱気球スポット
カッパドキア / トルコ🇹🇷


「熱気球」といって真っ先に思い浮かぶ場所といえばトルコのカッパドキアでしょう。
検索エンジンで「気球」と検索すると、最も多く出てくるのが、カッパドキアの画像なのは間違いありません。
キノコのような形をした奇岩群と朝焼けの共演はまさに絶景。
毎朝100機以上のバルーンが空を舞う様子は圧巻の一言です。
多くの人が「死ぬまでに一度は行きたい」と願う場所の一つでしょう。
チェンマイ / タイ🇹🇭

夜空を埋め尽くすコムローイ(1mほどの小さな熱気球)の祭りが有名なタイのチェンマイですが、乗る気球のツアーも最近人気を集めています。
日の出に合わせて出発し、気球の上で日の出と朝焼けを楽しむことができます。
パリ / フランス🇫🇷

「え、パリで気球!?」と思った方も多いのではないでしょうか?
パリ観光の新しい形が出ています。
気球に乗って、パリ上空を飛び、エッフェル塔やセーヌ川といったパリのスポットを見下ろすツアーが人気を集めているんです!
人混みを離れ、のんびりとパリの街並みを見渡す・・・なんとも素敵ですね!
アルバカーキ / アメリカ🇺🇸

毎年10月に500基以上の気球が宙を舞う、世界最大規模のバルーンフェスタです。
カラフルな気球が空でひしめき合う様子は大迫力です。
数はカッパドキアよりも断然多いものの、このイベントは距離を競うラリーですので、観光客が乗ることができません。
それでも数百基の気球を見に、たくさんの観光客がこの地を訪れます。
マサイマラ / ケニア🇰🇪

これぞサファリと熱気球の融合。
サバンナの動物たちを空から観察することができるというなんとも贅沢でナイスアイディアなツアー。
ここでしか味わうことのできない感動体験間違いなしですね!
日本で熱気球に乗れる場所
ここまでは世界の有名な気球スポットや新スポットを紹介してきました。
しかし実は、日本国内でも熱気球に乗れる場所があるんです!
ここからは国内の気球スポットをご紹介します!
なんと関東にもあるんですよ!
十勝 / 北海道

まずは広い土地を誇る北海道から。
十勝の広大さを生かし、熱気球のツアーが催行されています。
1時間程度の遊覧飛行のツアーや、5分程度の係留フライト等、さまざまな種類のツアーがあり、要望や予算に合わせて気球体験が楽しめそうです。
白馬 / 長野県

長野県白馬の雄大な山々をパノラマで楽しむことのできるツアー。
手軽に熱気球を体験することができる。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ / 佐賀県

毎年行われる国際的なバルーンフェスタ。
競技大会なので乗ることはできないが、20〜30基ほどの気球が飛び立つ様子が見られる、日本では最大のバルーンフェスタ。
カラフルな柄や絵を見るのも面白い。
渡良瀬 / 栃木県

関東で気球が楽しめる数少ない場所。
係留ではなく、フライトを楽しめる。
準備や片付けから体験できる場所も多い。
加須 / 埼玉県

東京から最も近い気球体験ができる場所の一つ。
上空1000mまで上がってのフライトを楽しむことができる。
熱気球体験の基本情報
- フライト時間:早朝(風が安定している)
- 所要時間:約1〜1.5時間(フライトは30分〜1時間)
- 料金の目安:15,000〜40,000円(係留なら2000円程度でも可能)
- 服装:綿素材の動きやすい服が◎
よくある質問と注意点
- 天候により中止される場合がある
- 高所が苦手な人でも意外と大丈夫との声多数
- 保険加入が義務付けられているプランも多い
- 子どもや高齢者の参加条件を事前に確認
- 服装は注意(火が近いので化学繊維は△、高所なら寒さ対策も必要)
まとめ
非日常の空の旅を体験できる熱気球。
世界にも日本にも素敵なスポットがたくさん。
あなたも次の旅では空を旅してみませんか?