
ジブリ好き必見!モデルになった街を巡る旅
ジブリ作品の舞台は、どこか懐かしく、幻想的で、でも現実のどこかにありそうな風景ばかり。
実はその多くが、実在する街や場所からインスピレーションを受けて制作されているんです。
今回は、そんな「ジブリ作品のモデル地【海外編】」をご紹介。ジブリの世界を旅するプランの参考にどうぞ!
あの名作の舞台に行こう!
🎥 千と千尋の神隠し
九份(台湾)
「千と千尋の神隠し」のモデルとなった地が台湾の九份であることは有名な話ですね!


- 幻想的な赤提灯と石段の街並みが印象的
- 街のいたる所で楽しめる台湾名物のお茶もオススメ!
- 湯屋のモデルとも噂される「阿妹茶楼」が人気
- 行き方:台北駅からバスで約1時間半
🎥 ハウルの動く城
コルマール(フランス)
映画冒頭でソフィーがハウルに出会い、空を飛んで歩くシーンが印象的ですね。そのシーンの舞台となっている街がフランスにあります!


- カラフルな木組み建築が特徴のおとぎ話のような街並み
- アルザス地方のワインも魅力
- おすすめ時期:春〜初夏、またはクリスマスマーケットの時期
- 行き方:パリ東駅から約2時間半
🎥 魔女の宅急便
「魔女の宅急便」に登場する街コリコ。海が見える街で、立派な時計塔も作中登場します。
キキは空を飛ぶので、街を上から見下ろすのシーンが多いですね!
そんな「魔女の宅急便」ですが、モデルと言われている場所は複数あります。どこも美しく、素晴らしい街並みです!
ストックホルム(スウェーデン)


- 17〜18世紀の街並み、古い時計塔などが映画の舞台に通じる
- 北欧雑貨も楽しめる
- 野外市場の新鮮な野菜やフルーツも魅力
- 夏季は白夜が楽しめる
- 行き方:日本からの直行便あり
ヴィスビュー(スウェーデン)


- バルト海に浮かぶゴットランド島
- 中世らしい城壁や石畳が魅力
- 行き方:ストックホルムから飛行機で45分
ドゥブロヴニク旧市街(クロアチア)


- 「アドリア海の真珠」と称される美しい街並み
- オレンジの屋根とコバルトブルーの海のコントラストが絶景
- 街をぐるりと囲む城壁は、上を歩けるようになっていて、上からの景色が楽しめるのでオススメ
- 行き方:直行便はなく、乗り継ぎでドゥブロヴニク空港まで行く必要がある。空港からはバスで30分ほど
🎥風の谷のナウシカ
高度産業文明の崩壊から1000年後の地球という、現代より遥か未来の世界が舞台となっている「風の谷のナウシカ」
しかし、その世界にもモデルとなった地が2つ存在します。
フンザ(パキスタン)
1つ目はパキスタンのフンザ。ここは作中の「風の谷」のモデルと言われており、美しい自然や穏やかな気候の土地として描かれています。


- 「最後の桃源郷」と称される
- 春は杏や桃、夏は新緑、秋は黄金色に染まるポプラや紅葉、冬は雪を頂く山岳風景と四季折々の絶景が見られる
- 行き方:日本からイスラマバード(直行便なし)、イスラマバードから陸路または空路
シュワージュ(ウクライナ)
2つ目は、作中の「腐海」のモデルになった地。 実際、現地の民族や現地の言葉でも「腐海」と呼ばれているそうです。


- アゾフ海の西に広がる干潟
- 水深は最大でも3.5m程しかなく、そのせいで海水が熱せられて悪臭を放つという。(「腐海」の語源にもなっている)
- 現在ウクライナへの正規の入国ルートはなし
🎥天空の城ラピュタ
シータとパズーが辿り着いたラピュタの景色は、過去に栄えた文明の姿を彷彿とさせます。
そんなラピュタもモデルの地がいくつか存在します。どれも過去の繁栄を感じさせる素晴らしい場所です!
ウェールズ(イギリス)


- 多くの城が残る「城の国ウェールズ」
- 歴史を感じる街並みが魅力
- 行き方:ロンドンから鉄道で約2時間
ベンメリア遺跡(カンボジア)


- アンコール遺跡群の一つ
- 12世紀前後の建築とされ、密林の中にそのままの状態で現存する
- 崩れているところも多く、まさにラピュタを彷彿とさせる
- 行き方:シェリムアップ(直行便なし)から車で約1時間
🎥紅の豚
アドリア海を舞台に繰り広げられる「紅の豚」の世界。作中にも度々美しい景色が登場します。
その「紅の豚」のモデル地を2つ紹介します!
ドゥブロヴニク旧市街(クロアチア)


- 「アドリア海の真珠」と称される美しい街並み
- オレンジの屋根とコバルトブルーの海のコントラストが絶景
- 街をぐるりと囲む城壁は、上を歩けるようになっていて、上からの景色が楽しめる
- 行き方:直行便はなく、乗り継ぎでドゥブロヴニク空港まで行く必要がある。空港からはバスで30分ほど
ナヴァイオビーチ(ギリシャ)
ポルコの隠れ家として登場するビーチ。作中に登場するビーチそっくりのモデル地。


- ザギントス島の入り江
- パナヨティス号が難破しており、そのままの姿で残っている
- 「ナヴァイオ」はギリシャ語で「難破」を意味する
- 行き方:日本からヨーロッパの都市(ロンドン、アテネ等)で乗り継ぎザギントス島へ
いかがでしたでしょうか?
私もこのうちのいくつかの地に実際に訪れましたが、写真で見るのと、いざを足を踏み入れるのでは感動が桁違いです!
また、ジブリファンでなくとも、単純に美しい街並みや景色のところばかりですので、是非訪れてみてはいかがでしょうか!?