海外旅行“チップ”っていくら払えばいいの…？　困らないための基礎知識まとめ

日本では全く馴染みのない“チップ”という文化。

それゆえに海外旅行の際には、「いくら払えばいいのか」、「どのように払えばいいのか」迷ってしまいますよね。

安心してください。

日本人の誰もが通る道です。

きっとあの大谷翔平選手も通った道でしょう。

チップ文化がある国では、知らないと失礼になったりトラブルの原因になるようなこともあります。

この記事では、チップを渡す場面・金額・マナーについて詳しく解説していきます！

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そもそもチップって何？　日本人が陥る勘違い

チップとは、

良いサービスに対する感謝の気持ち／お心づけ

という認識があるかもしれませんが、これは大きな間違いです。

チップは、いわゆる「お心づけ」のように、感謝の気持ちを表現するものではありません。

どちらかというと「報酬」に近いイメージです。

つまりチップのある国では、チップはサービスの対価、報酬なのです。

ですので国によっては、チップを貰う前提で、価格が低く設定されている場合もあるほどです。

チップを払わないというのは、サービスの正当な対価をきちんと払っていないということになります。

失礼と思われるのも当然ですよね。

チップはきちんと払いましょう。

では、どんな場面でチップが必要で、金額の相場はいくら位なのか見ていきましょう。

最近は、「サービス料込み」という場所も増えています。

その場合には、すでにチップ分が含まれていますので、更にチップを払う必要はありません。

レストランであれば、支払いをする際の伝票を見れば、「サービス料」が含まれているかどうか分かります。

含まれていない場合のみプラスでチップを払いましょう。

海外の国全てでチップが必要というわけではありません。

必要な国と不要な国があります。

国	レストラン	ホテル	タクシー	備考
アメリカ🇺🇸	15〜20%	$1〜2	10〜15%	チップ文化が強い
カナダ🇨🇦	15〜20%	$1〜2	10〜15%	アメリカとほぼ同様
イギリス🇬🇧	10〜15%	£1〜2	小数点切り上げ程度	サービス料込みの店も
ドイツ🇩🇪	5〜10%	€1〜2	5〜10%	スマートに手渡し
タイ🇹🇭	端数切り上げ	20〜50バーツ	基本不要	高級ホテルでは必要
アラブ首長国連邦🇦🇪	10〜15％	5〜10AED	5〜10AED	チップ文化は緩い
エジプト🇪🇬	10%程度	$1〜2	$1〜2	ドル、エジプトポンドともに可
韓国🇰🇷	基本不要	基本不要	基本不要	高級ホテル・観光地のみ